「完全発表主義」と「不完全発表主義」
こんにちは、権藤優希です。
今日は完全発表主義と不完全発表主義について書きたいと思います。
「完全発表主義」は、完全で完璧でなければ「私はできる」とは言えないという考え方。
「不完全発表主義」は、完全で完璧でなはない完成度であっても「私はちょっとできる」と言える考え方です。
「仕事の結果」においては、完全で完璧な仕事のほうが、価値が高いのは、当たり前です。
「仕事の進め方」においてはどうでしょうか。
どちらのほうが高い価値を生み出すと思いますか。
仕事を進めるにあたって、完全ではなく途中までの段階で見せられれば、方向の修正を指摘することができます。
また、進捗状況も把握ができるので、作業が遅れていることが分かれば、助っ人を送り込むこともできます。
完全にならなければ見せない人は、時間を掛けて出来上がった後、これダメだねと言われてしまったら、また最初から始めなければなりません。
さらに、進捗状況が共有されず、いつまでも、「もう少しで完成します」と1人で企画を抱え込んだまま動かないのです。
そう。
「不完全のうちの発表」は、「完全に達しての発表」よりも、得るものが大きいのです。
その得るものとは「時間」です。
「完全発表主義」の人は、周囲の時間を奪っていき、「不完全発表主義」の人は、周囲の時間をつくります。
「完全発表主義」の人は「もっとよくしてから」という意識で、いかにも「高みを目指している」と勘違いしがちですが、実際には時間を無駄に過ごしています。
つまり、「不完全発表主義」こそ、時間を生み出す「仕事の進め方」です。
あなたも「不完全発表主義」で、仕事をしていきませんか。